サーブレット(Java Servlet) on Tomcat
サーブレット(Java Servlet)とは、
Webサーバ上(バックエンド)で動くプログラムのことで、
プログラミング言語のJavaを使って作成されています。
動的なWebページの配信システムを実現するためのJavaプログラムです。
動的なWebページとは、同じURLをリクエストされた場合でもアクセスした人に応じて
ページの見え方を変えて提供するページのことです
自分の閲覧履歴やお気に入りに追加した情報などを加味してページが構成され、
アクセスした人それぞれの好みや行動の傾向に合わせたページが提供されます。
サーブレットは、クライアント側(ユーザー)からHTTPリクエストを受け取ると、
リクエストが GETメソッドかPOSTメソッドかを判断します。
HTTPのGETメソッドは、指定したURLの情報を探し出してきて送り返して欲しいという
リクエストです。
★GETメソッドはサーブレットのdoGetメソッドを呼び出し、
指定のURLから探し出した情報は後ほど紹介する JSP に送られ、
そこからクライアント側(ユーザー)に情報を届けます。
★POSTメソッドは、サーブレットのdoPostメソッドを呼び出し、
必要なデータ処理を行い、サーブレットからクライアント側(ユーザー)に返答します。
ここでは、POST メソードを使います。(理由:JSPは使いませんので)
- メリット1:ライフサイクル管理
- メリット2:マルチスレッド対応
- メリット3:プラットフォームへの非依存
- メリット4:追加するだけで機能拡張
Javaアプレットとは
サーブレットはWebサーバ上(バックエンド側)で動くJavaプログラムなのに対して、
JavaアプレットとはWebブラウザ上(クライアント側)で動くJavaプログラムのことです。
ただし、2019年1月にJava SE 8の無償サポートが終了しました(非商用は2020年12月まで無償サポート/有償サポートは2025年3月まで有り)。
残り数年したら実質アプレットは使用できなくなります。